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CEO交代で徐々に変わりつつあるアップルの企業文化 [Apple]

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ティムクックがアップルのCEOに就任して以来、徐々に変わって
きているとインサイド・アップルで内情を取材したFortune誌の
編集者アダム・ラシンスキーが掲載した。

企業文化は、未だジョブズが築き上げてきたものを
維持しているが、ティムクック色が少しずつ広まって来ている。

まずはじめにティムクックがCEOに就任して以来、
アップルの株価は、42%上昇した。
ジョブズがアップルに復帰した時は、21%の上昇だった。

ジョブズは斜陽だったアップルを立て直しての数字だから
単純に数字だけを比較は出来ないが、ティムクックが市場の
期待を裏切っていない事は見てとれます。

2011年に退職した元副社長マックス・ペーリーは、アップルは
「企業らしく」「保守的」になりつつあると指摘します。
重要な会議の主体が技術者から管理担当者に移っていると。

またアップルの従業員は長時間労働も厭わないと言われてきましたが、
ここにも変化があるようです。

アップルの元社員がアップルの技術者とランチをした時の話だが、
これまでだとランチが終わると急いで職場に戻っていた技術者が、
コーヒーを誘ってきたと話しています。

息を抜ける雰囲気が出来たのだと付けくわえています。
これに付いて、ラシンスキーは必ずしも褒め言葉ではないと
指摘しています。

ほかにもジョブズはデザイン担当責任者のジョニー・アイヴと
食事を共にすることを好んでいたが、ティムクックはアップルの食堂で
さまざまな社員と食事をする事が多いと言う。

ティムクックは、要求の多い上司であることは明らかですが、
畏れられる人物ではなく尊敬されてはいるが、崇拝されてはいないと
言えるでしょう。

この変化は、アップルがより企業らしくなっているが、
アップルらしさを失っているとも取れます。

はたして吉と出るか凶と出るか。



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