Macがウイルス対策を強化。新MacOSでGatekeeper導入。 [Apple]
http://www.apple.com/jp/macosx/mountain-lion/security.html
6月のWWDC2012で発表予定の「OS X Mountain Lion」で
新たにより強固なマルウェア対策を搭載すると発表しました。
どう言う内容かと言うと、アップルのアプリケーションはAppStoreから
入手できるいわばアップル認定ソフトと、ネット上から入手できる非認定ソフトがあります。
AppStoreで入手できるソフトを開発するにはDeveloper登録が必要なのは有名ですよね。
このDeveloperIDをデジタル署名(Apple認定のソフトである事の証明書)として利用するようです。
AppStoreのソフトが改ざんされた場合、デジタル署名が壊れるため、
Mac側が改ざんの恐れがある事を検知できます。
(実際ユーザーには、このソフトは改ざんの恐れがあるけど
それでもインストールしますか?と言った警告文が出る)
またネット上にあるソフトは、DeveloperIDによるデジタル署名がないため、
安全ではない可能性がある事をMacが検知できます。
Mac OS X Mountain Lionではこれらのセキュリティレベルを設定出来るようになり、
DeveloperIDのデジタル署名が付いていないとインストールさせない設定だったり、
デジタル署名が無くても警告を出して、承認すればインストール出来るようにするなど、
自分好みのセキュリティレベルに設定出来ます。
よくわからないけど、安全に使いたい人は、デジタル署名のあるアプリケーションだけを
許可する設定にすればよさそうです。
でも結局、セキュリティは自己責任なんだよね。
Appleがこうだと決めつけず、ユーザーが柔軟に設定出来るようにした事が
それを物語っていますよね。
それにしても、この機能の搭載で、Macはやっぱり安全だという宣伝にもなるし、
ネットは怖い、AppStoreは安全。の構図も出来あがり、
Appleとしては2度美味しい戦術になりそうです。
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